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ブログ

 2015/04/04 

私のフットケアサロンのお客様は
海外へ行かれたら、
現地の足・靴に関する情報を聞かせて下さいます。


当サロンで理解された
良い足や良い靴の目利き力を活かして
ルポして下さるわけです('-^*)/


特に共通しておっしゃるのが、
裸足に近い生活の国に行かれた場合、
「良い足をされていましたよ~!」というご報告。


そう、本来足は裸足が一番よいのです。
ただでさえ、足は全身の中で一番
重力がかかっている場所。


それなのに毎日、靴という人工的な道具に足を合わせ、
より疲れや歪みを生んでいるわけです。


裸足が良いとは言うものの
筋力が低下してくるお年頃や、
すでにアーチが落ちた足には、
サポートしてあげる方が断然よいのです。

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靴が普及する半世紀ほど前まで
日本人が愛用してきた草履(ぞうり)や草鞋(わらじ)は、
裸足力を高める履き物。
つまり本来の足の機能が高まるように
作られている履物なのです('-^*)/


鼻緒を掴むことで足趾(ゆび)はじめ、
足裏全体の筋肉が鍛えられます。
ひいては下半身全般が強化されます。


さらに・・・
昔の人は足をよく使う労働時や旅時には
鼻緒をあえて前に取り付けて、
わざわざ趾を地面に付けて履いていました。


そうすることで趾のスパイク力が強化され
全身を支える力、踏ん張り力が利くようになるのです。
趾が汚れることよりも、安定力と運動力を重んじたのです。


足のゆびのことを「趾」と書くように、
スパイク(滑り止め)の役割は趾にあり、
昔の人はその機能を知って活かしていたのです。

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夏、Tomoyeサロンの界隈は
世界遺産の祭・祇園祭で盛り上がります。


何十トンもの山鉾を曳く曳き手さんは、かなりの踏ん張り力が必要!
これは船鉾の曳き手さんの足元。
昔の知恵が生きています!
ね?!趾が出ているでしょう?!
5本趾ソックスもお召しですね。

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・・・ということを踏まえ、
次回はTomoyeオリジナル草履
あーちぞうりセラピーのご紹介です。


つづく